適応障害とは
新しい環境にうまく適応することができず、様々な心身の症状が現れて、社会生活に支障をきたしてしまう心の疾患が適応障害です。
不適応になるきっかけとして多いのは生活環境の変化です。新しい土地や職場、学校に移ること、昇進、配置転換などが原因としてよく見受けられます。通常であれば、生活の変化や強いストレスのかかる出来事が生じてから1ヶ月以内に発症すると言われています。
症状について
症状は下記のとおりです。
不安症状を中心とする状態
不安、怒り、あせり、緊張 など
うつ症状を中心とする状態
憂うつ、喪失感、絶望感、涙もろさ など
身体症状を中心とする状態
不眠、食欲不振、全身倦怠感、疲れやすい、頭痛、肩こり、腹痛、吐き気、めまい など